ヒプノセラピー(各療法)

ヒプノセラピーの各療法について

 

ヒプノセラピーには幾つかの手法があります。

どのセラピーを選ぶかはカウンセリング時の相談内容によって変わってきます。

 

 

 

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【暗示療法】

 

セラピーを受けに来る方は、何かができないでいる、それを解消したい、という問題を持って来られる方が殆どです。

その場合、カウンセリングを通して、何が問題なのかを明確にします。

 

そして、「どうなりたいのか」という達成したいゴールを設定します。

 

次に催眠(リラックスしたトランス状態)に入ったら、ゴールに辿り着くための高いモチベーションを継続できるように暗示を与えたり、自分に対して「必ずできる」という自信を持つ事をさせてくれる暗示を潜在意識に対して与えます。

 

 

インストールされた暗示も、更に繰り返すことでだんだん強力になって行きます。

 

 

・対面恐怖症、赤面症、高所恐怖症、男性恐怖症等の困難を抱えている方も、

「あなたはリラックスして人と話しができる」

「あなたは人前で堂々と話しができる」

「あなたは高いところでもリラックスしていられる」

等の暗示を繰り返し潜在意識にインストールします。

効果は1回で出る方と数回で出る方と個人差がありますが、比較的自己催眠を使って繰り返し暗示を与える事で定着して行きます。

 

自己催眠についてはセラピストがホームワークとして指導致します。

 

また、催眠の中で「どうすればできるようになるのか」「どうすれば克服できるか」ということも自分の潜在意識から聞き出す事ができるでしょう。

 

 

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【年齢退行 ・インナーチャイルド療法】

 

年齢退行は、催眠(リラックスしたトランス状態)を利用してクライエントの幼少の記憶や過去のイメージを潜在意識(無意識)から掘り起こす催眠手法のことを言います。

 

 

社会学者のモリス・マッセイ博士によると、わたしたちは、特に0歳から7歳までに体験したことを一般化させて、暗示として潜在意識にプログラムします。そして、これらの積み重ねがあなたの性格や行動の元になっていると説いています。

 

このような理由から彼は、「あなたが7歳までにどう過ごしたかが、あなた自身である」と言っています。

 

そこで、「幼い頃の体験の中にプログラムされている根深い不要なエネルギーを、まずは解放してから新しい暗示を与えよう」という発想から来たのが、この年齢退行です。

 

そして幼い頃に戻る事で、その時に体験した環境や経験の記憶がよみがえり、大人になってトラウマや障壁となっていた原因などがわかります。


その時の悲しさ、辛さ、怒り、寂しさなどを自分自身が受け止め、自分自身が共感する事で心がスッキリとしたり、原因不明の問題点に行き着いて、解決に繋がったりします。

 

顕在意識(自覚のある意識)ではすっかり忘れていた出来事や、幼少の友達の名前などがよみがえります。また、自分自身も幼い頃に戻っているので、その時の感情に入って涙を流すこともあります。

 

このセラピーは原因がはっきりしない悩みのある方に向いています。

顕在意識がブロッックしている遠い昔の記憶の中に、解決の糸口が見つかる場合が多いです。

 

 

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【前世療法】

 

年齢退行療法の一種で、クライエントの出生以前(過去生退行)の記憶までさかのぼることで、自分では覚えていないような記憶が呼び起こり、別の人生を歩んでいた時代の感情を思い出すことで、現在の自分でもよくわからない感情の原因をつきとめられます。

 

ヒプノセラピーといえば、「前世療法」が大変有名です。


この分野に関しては、非現実的な要素も多いので、賛否両論あるようですが、実際に私がセッションを受けたところ、今までに行った事がない場所や時代で、その時の感情を胸に感じ心が震えました。

そして知らない言葉が浮かんで、それが私の過去世の仕事だった事を知り、今の自分の役目に確信を持つ事ができました。

 

 

 

「前世療法」を使うと、心の深い領域に根深く植え込まれている否定的な感情(怒り、悲しみ、恐怖、傷心、罪悪感)や、「わたしは~できない」といった、否定的な信念や決断、感情をとても効果的に解放することができます。

 

 

クライエントが自分では辿り着けなかった原因をつきとめて、前向きになってもらうための効果的なセッションを提供することができます。

 

 

「自分でも理由がわからない恐怖やトラウマ」

 

「パニック症」

 

「人間関係のトラブル」

 

「なんでいつもここでこうなるのか」等

 

 

 

前世療法と言えば、前世の存在を確認するために行われると思われがちですが、療法として使用する場合は、必ずしも前世の存在を証明するために行われる

のではなく、深層意識に抑圧されている否定的な感情を解放しクライアントの役に立つセッションをご提供する目的で行われます。

 

 

 

アメリカの精神科医であるブライアン・L・ワイス博士の前世療法は有名で数々の書籍などもあります。

ワイス博士が自身の著書の中でも書き記していることなのですが、ワイス博士の見解は、

 

「催眠療法を通して体験した前世の80%は本当の記憶に由来するもの」

 

と言い切っています。

そして、残りの20%は「ただのファンダジーとか、暗喩、隠喩的なメタファーである」

と言っています。

つまり、ワイス博士はかなりの確信をもって、前世の記憶だと伝えています。

 

 

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